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2006年5月 4日 (木)

映画 「ニューワールド」 久々の打ち切り映画

これは、リアルタイムではなく、4月22日(土)に池袋東急でみました。観客は初日土曜日昼間にも関わらず、僕を含めて20人くらい。

なぜ、今になって書くかというと、昨日池袋の街を歩いていたら、もう既に別の映画に変わっていたから。あららやっぱり久々の打ち切りだぜ!

いつも思い入れがある打ち切り映画。高校生の時にジョン・アービング(当時はそれほど日本でメジャーな作家ではなかった。)の原作で、どちらかというと僕はジョージ・ロイ・ヒル(明日に向かって撃て!)監督の最新作で「ガープの世界」と言うのが1週間で打ち切りだった。見たいと思っていたら、あら映画館間違えたかな?と思ったりして。この映画今になるとすごい映画、当時それほどでもなかった、ロビン・ウィリアムズ、まだ「危険な情事」前のグレン・クローズが出ている。ガープが生まれ、死ぬまでの波乱万丈の人生を描いた夢のある、愉快な映画。人と人との繋がり、暖かさを見事に描いている映画でした。なのにと当時はスターもいない、アメリカの新進作家(当時は!)の原作、ということで客なんて繰るわけもない!!!ということなのでしょうね。1週間打ち切りでした。「幻の湖」という作品もそうですね。黒澤明等の脚本で有名な橋本忍が監督の超大作!東宝え50周年記念ということで映画を公開1年くらい前から宣伝をやっていたのですが、公開するとあらま、2週間で打ち切りでした。これも後ほどに見たのですが、こんなヘンなみたことない!!!!という映画でした。なるほど映画の撮影はきれいですが、話が唐突で、おかしくて、戦国時代からスペースシャトル、その間に愛犬を殺されたソープ嬢のブルジョア音楽家への復讐。その復讐までの延々と続くマラソン。仲間のソープ嬢のヘンな台詞。なにしろこんなヘンな、超大作はみたこともない映画でした。何年もたって、カルト映画になってしまい、1年に1回くらいどこかで上映されて、わざとらしく、まるで歌舞伎の掛け声と同じようにヘンなシーンがくるとわざとげらげら笑うという映画になっていました。ちなみに私も2回見ています。自分からはわざとらしく笑わないけれど、ついついつられてしまいます。あまりわざとらしく笑うのは好きではないけれど・・・・。

おっと、外れてしまいましたが「ニューワールド」は幻の監督、伝説の監督、テレンス・マリックの新作。ポカホンタスの話の映画化ですね。まあディズニー(だったけ?)アニメで有名な話ですね。ネイティブアメリカンのポカホンタスと、英国から開拓に送られてきた男との恋話ですね。テレンス・マリックがどうしてこの話を?と思ってみたのですが・・・。

「シン・レッド・ライン」の時と同じように、主人公その他の人々の胸のうちの言葉がメインですね。心の言葉が綺麗な風景と同化していて、なるほどこれを狙っていたのかと思わせられます。時に厳しい開拓の世界、時に美しい新世界。木々の緑がすごく印象的。対比するような雨、雪。その中にいる王妃ポカホンタス。そりゃ、惚れるよ。新世界のな中でみた様様な体験がセツセツと感じ取れる映画でした。

でも打ち切りじゃ~ね。僕としてはテレンス・マリックの次回作品も見たい!と思っています。次回作を準備しているというが、大丈夫だろうか。

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受信: 2006年5月 5日 (金) 04時59分

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