« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月26日 (火)

映画 「硫黄島からの手紙」

やっと映画「硫黄島からの手紙」を見ました。
この映画単体としての感想は、すこし小ぶりのような気がしました。
硫黄島の戦いというのは、日本人22、000人いた中で、21、000人が戦死した
ということを聞いております。
見た感じ、そのスケール感が正直感じられませんでした。
すり鉢山の部隊はなんとなく、数十人くらいの部隊のような気がしましたし、
また、米軍との戦いの中では、米軍がじわじわ攻めて来る場面がなかったような気がします。

ただ、二宮くんは、評判通りですね。
普通っぽい兵士を演じていてとても親近感をわかせます。
数多い兵士の中には、たぶんこんな兵士もいたのかなって思います。
前半部分でさらっと重要な台詞「どうせみんな死ぬんだよ」と死を覚悟しながら
日々を暮らす兵士を集約した言葉をうまく言っていました。

渡辺謙もよかったのだけれど、栗林中将がとった作戦とか、アメリカの圧倒的な
物量に対抗するために、具体的にどのようにしたのか、それを部下にどのように
伝えたのかが画面の中からは伝わってこなかったですね。

この映画は、どちらかというと硫黄島の舞台を借りて、戦争に対する考え方、
圧倒的な不利の状況の戦況の中での人間の思いを素直に描いた映画なのかな
と思います。

ただこの映画でびっくりしたのは、日本映画ではないのに、日本映画なのかな。
たぶん、日本人でこの映画を見た人の80%(勝手に言っているが・・)の人たちは、
この辺を勘違いすると思います。
これは、すごいことですね。
これまでにこんな映画は見たことがありません。
最後の渡辺謙の台詞も「ここはまだ日本か?」というのは日本人でなければ
できないような映画のつくりですね。
日本人の国民性をよく理解していて、見ていてさほど違和感はない。
クリント・イーストウッドもこの辺は大変だったのではないかな。

たとえば日本人の監督が韓国人を使って韓国映画をつくれるかというと、
そうもうまくいかないのでは。

最近では、蒼き狼を角川春樹が製作しているが、全編日本語だし。
逆に考えてハリウッド映画で英語でなく国際的にマイナーな言語日本語で、
よく作ったものです。日本の市場なんて、ごくごく小さいので、わざわざ
日本語にする必要はないのに。
でも、この映画の世界感を出すためには、日本語が必要だったのかと思うし、
それを選択したクリントイーストウッドをはじめ製作陣の勇気に感動しました。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2006年12月21日 (木)

映画検定1級受験!! 自己採点

本日発売のキネマ旬報に先日受験した1級の問題・解答が掲載されていた。

早速、自己採点してみました。

自己採点では、数問のミスだけでした。

あとは合否通知が来るまで待つことにします。(1月11日だったけな?)

それまでは、真実はわかりませんからね。

それより嬉しかったのが、第2回の映画検定2級の問題をやってみた。

今回は、2級の問題集もみていないし、なにも準備もせずになので、純粋に実力がわかるかなと思ってみてのこと。

とりあえず、14問不正解でしたが、これならば、前回同様2級の合格圏内にはいることになるので、ホッとしました。

ただ、前回と同じような問題が多かったような気がしますね。

それより、4thメディアでみた、「ダーティ・ハリー」シリーズ、「21g」、映画館で見た「武士の一分」、「犬神家の一族」をまだ書けていない。

まあ、年末で仕事も忙しいので仕方ないけれど、サボりはいけないと反省。

今週末は、「硫黄島からの手紙」をやっと見に行けますので、それをみたら一気に書きたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年12月11日 (月)

映画 4thメディアに申し込みおもうこと。通信業界について

みゅうは、引っ越してから4thメディアのビデオオンデマンドを契約してしまった。

フレッツマンションタイプで、フレッツに掛かる月額料金も安くなったところで、その分をこの契約料に回そうと考えたのです。

OCNシアター(NTTコミュニケーションズ)や、オンデマンドTV(NTT西日本?)が一般的に有名であるが、プロバイダが一括で支払いOKなのが、4thメディア(NTT東日本?)なので、こちらにしました。

しかし、契約して見るまでの労力は並大抵ではない。スカパーや、WOWOWのように、デコーダをセットしてOK!というものではなく、すごく面倒くさい!!

よっぽど見たい!とおもう人でなければ、ダメなのでは?

なぜなら、まず

①NTT東にフレッツドットネットを加入。(これはネットから。)

②プロバイダ経由で4Thメディアに加入。

③NTT東日本にチューナを注文。(月額500円だって!!!もしくは買取。)

④チューナーが届いてからセッティング。NTT東のフレッツアクセスNOが必要。

⑤ようやく見れます。

まあ、どこの会社も同じみたい。普通は①~②で挫折してしまいます。

なぜ、こんなバラバラなことをしなければならないのか?

これには通信業界の皮肉な因縁と言わざる得ない。意外にこの通信業界の推移と連動していて複雑だけどいろんなドラマが詰まっていて面白い。

通信業界誌の日経コミュニケーションによると、

NTT関連は家までの線についてはNTT東。だけれど法律で映像配信の事業はできないとのこと。つまり映像配信事業は他の会社(プロバイダ、映像配信事業者等)でしかできないそうだ。つまり事業の水平分割。これでは、家までの線とNWを持ち、さらにプロバイダ事業を一手に擁しているYAHOOソフトバンクや、KDDIの方が加入者は申し込み易いのではないか?

そもそもNTT内でもNTT東と、NTTコミュニケーションズは仲が悪いらしく、NTTコミュニケーションズが擁するOCNに頼ることはあまりせず、独自で系列会社であるぷららを持っている。そこがさらに出資してできた会社が4THメディアとのこと。

NTTコミュニケーションズは加入者線をNTT東西のフレッツに頼らず、別の電気通信事業者の線を使っていたりする。

NTTグループもこれでは、共倒れとおもい、プロバイダ事業はぷらら、そしてgooをNTTコミュニケーションズへ統合したそうだ。しかし家までの線はNTT東日本のまま。

加入者線からプロバイダを持つ、ソフトバンクや、KDDIがいいかというと、そうでもない。満足度がすごく低いのだ。

ソフトバンクや、KDDIの光は、自分たちで光の線を引くのではなく、NTTから設備を借りているのである。そのためプロバイダに接続する装置の設備投資を抑える為に大量に集約するのである。つまりあらかじめ混みあってしまうように設計している。大量に集約するからある意味安くなるのである。

ちょっと話しがずれるが、かわいそうなのは、NTT東西。いくら儲からないところだといっても、全国同額で光ケーブルを敷設しなければならない。つまり都会だろうが、田舎だろうが申し込みがあれば、敷設する義務として法律で決まっている。しかもソフトバンクや、KDDIに貸すための設備を投資しなければならない。この負担はちょっと酷いしかわいそう。

つまりNTT東西は他の事業者を育てるために、過酷な投資を強いられているのようなのです。

その他の事業者を育てるためにと、言っているのは政治家および総務省(旧郵政省)の官僚。かれらは、NTTを東西、および市外のコミュニケーションズに分割させ、体力を弱らせて他の事業者を伸ばすのが健全な通信業界を発展させることに繋がっていく。といっている。これによってソフトバンクが大きく伸びてきたのです。いまでは、ソフトバンクグループの方がはるかに営業利益は大きい。

NTTグループは総務省に対して、光の線を貸している事業者みんなで加入者の光までの線を引く会社を一緒につくり、公平に出資しましょうと提案しているらしい。

大きく反対しているのは、ソフトバンク。

ソフトバンクがそういうのも当然といえば当然。使う分だけ借りる方が効率がいいから。

この辺は政治(旧郵政省、現総務省)が絡んでいるそうです。いろんな利権があるのでしょう。(まあこの辺は言明できませんが・・・・あくまで想像です)

とはいってもNTT東西はまだ全国隅々まで多くの設備を有しそれを運用していくことが法律で課せられているため、顧客の満足度はやはり高い。おいしい都会は根こそぎソフトバンクや、KDDIに取られているが、地方でのブランド力がある。でもそろそろ限界が近づいてきている。

こうしたNTTの体力の低下が、先般のip電話(ひかり電話ビジネス)の長い間の故障を引き起こしているのです。これがおそらくNTTグループの悲鳴ですね。

話しが大きくずれてしまいましたが、4thメディアのコンテンツを見るまでには、ちょっとバラバラを申し込みが発生するのは国の政策なのですね。

まあ、それはいいとして・・・。

新しく引っ越した場所にはたいしたビデオレンタル屋がないんです。TUTAYAも一駅向こう。それもあって4THメディアに申し込んだわけですが、最初に書いたような玄人の僕でも面倒な契約を済ませ、涙ぐましい努力のもとやっとコンテンツをみることができました。

そこでよかった点と不便な点をまとめて見ましょう。

<よかった点>

①ビデオ屋に行かなくていい。借りに返しにいかなくていい。雨の日でも家のテレビで好きな映画が見れる。

<不便な点>

①コンテンツが少ない。いい作品もあるのだが、僕にはちょっと物足りない。約5000本有しているとのことだが、基本的には2万本くらいあるビデオレンタル屋の方が系統的に見れる。ふだんそんなに映画を見ない人には、新作がない。ビデオよりも遅い。というより見ることができないほうが多いかも。

②期限が短い。旧作も新作も2日しか見ることができない。

③途中から見ることができない。作品の途中を検索することができない。しかもビデオよりも不便。

④だれにでも使えるようにしているかもしれないが、作品選びをする画面がちゃち過ぎる。

といった感想がありますね。

もっともっと便利になればいいのに。

①②に関してはまだまだ著作権の権利が整理されていないみたいだし、映像配信業界が既存の映画事業者には認められていないみたいですね。だから映画業界は自分を守るために、いい作品を早くだすことができない。

新しい作品を早く出すためには、製作から投資して権利を得なければならないのですが、そうも行かないみたいですね。体力がない。

既存の映画業界は自分のことで精一杯なのですね。現状に満足しているので歩み寄る姿勢がないみたいです。つまり映画は映画館でみるもの。

ビデオは売れるからいいけれど、配信はまだまだ市場が小さい。なぜなら通信業界が上記のようなありさまだから、映像配信の権利を整理することなど、ただの労力でしかなく、政治、官僚はだれも手をつけないのですね。つまり権利が整理されている既存の業界が一番強いのですね。

まあいつか、この辺を整理する人ができて、いいようにまわってくれれば我々映画ファンにも家庭で話題の映画がいち早く見れるようになるのですけどね。

なにしろ技術的には、現在は③④のような不満があるが、市場が活性化すれば決して今の技術で充分に対応できる。

つまりできるのに、やれないというのが、この業界の現在なのかな。

きょうは多少長くなったけれど、4THメディアを実際に契約してみておもった通信業界のいさかいがこんなところに影響しているかとおもいました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年12月 4日 (月)

映画検定 1級受検!! 番外編 変わったけれどなつかしの街並み

さて、前記のように、映画検定受験に国学院大学に行ったわけなのですが、ここの場所は懐かしい、みゅうなのでした。

実は、この学校の裏にある公立中学校出身なのでした。

ここにくるのは、何年ぶりだろう?

いや、何十年ぶりだろう?

映画検定が終わって、恵比寿駅まであるいて見ることにした。

その道のりは、かつての通学路なのです。

もともと住んでいたのが、ビール工場の手前にあった某社社宅。毎日15分くらいの通学路でした。

国学院を出てから正面に見えるのは、氷川神社。ここは毎秋には、祭りがあっていつも来ていた。この神社には、なぜか相撲の土俵が境内にあり、小さい頃、全盛期の北の湖がきたのを見たこともありました。そのほかにも中学校の帰りに遊んだりしたものです。

今回は、寒そうなので氷川神社は中には入らなかったです。(神様久々なのにごめんなさい。)

隣の母校を越えて歩くと、都立広尾高校が見える。あまり変わっていない。それよりも道路をはさんで向こう側が全てマンションになっている。いや、億ションか?

さらに先にいくと、広尾小学校がみえてくる。

出身校ではないが、この小学校の建物も相変わらず。すごくレトロな感じがいい。もともと消防署だという説もあるが、小学校の癖に屋上に塔が立っている。そろそろ文化財にする価値はある建物だとおもいますよ。

されに先にいくと、だらだら坂にぶつかる。これを一気に降りれば渋谷橋の交差点。

しかし、坂を下っているときに驚く。たしか千代田生命の研修所だったところが、大きなビルになっている。なんかおしゃれな町並みになっている。

渋谷橋の歩道橋をわたり、ほそい路地を過ぎると渋谷川に掛かる橋がみえる。

その橋の向こうにはタコの形をしたすべり台がみえる。通称”タコ公園”もしくは”山下公園”でも正確な名まえは「恵比寿東公園」だそうです。なぜ、山下公園なのかわかりませんが。映画「バウンズ ko ギャル」という映画でも出てきました。

昔中学生の頃、台風があり、学校から帰ってくるときにこの公園の手前の橋のたもとまで、川の水が上がってきてとても怖かった。

駒沢通りに出て、そのまま恵比寿駅へ。それにしても恵比寿も変わったもんです。

昔はあんなに質素で、小さな駅だったのに。駅ビルの”atre”に入りその中の成城石井でコーヒ豆を買う。ちょっと高めのコーヒー豆だったけれどきっとおいしいでしょうね。

駅のホームに立ってびっくりしたのが、駅前のボーリング場「グランドボウル」がなくなっていたことです。時代だな~とおもいました。

駅のホームから見れるこの坂道はかつてと同じ。友達と駅のホームの待ち合わせしたのに、時間になっても友達は現れない。ホームから外を見ていると、友達が勢い勇んでこの坂道を駆け下りてくるのが見えたのを思い出しました。

本当はもっと、うろつきたかったけれど、病み上がりで体調不十分なため、国学院大学から恵比寿駅まで歩いてきただけでした。

しかし、心はもう25年前へと戻っていき、それだけで胸が一杯のみゅうでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 3日 (日)

映画検定 1級受験!!

映画検定受験

とりあえず、映画検定の1級を受検してきました。場所は国学院大学。

今回は前回2級を合格したものにのみ受験可能となる1級でした。

前回の2級がいっぱい一杯なので、今回は落ちるのを覚悟。

受験会場の国学院大学までつくと、すでにたくさんの人が中からでてくる。それは3級受験者の人たちでした。3級はある程度若者が多いかな。2級と、1級は同じ時間帯に試験実施するので、残っている人は、2級受験、1級受験の人たちのみ。

とりあえず、タバコでも吸おうと思って喫煙所を見つけようとするが、なかなか見つからない。最近の大学は禁煙、禁煙になっているみたい。喫煙所を見つけるまで時間をだいぶ無駄にしたみたい。タバコを吸ってたむろしている人をみつけると、僕もおもむろに吸う。

周りの人は、どうみても、秋葉原にでもいそうな、怪しい人たち。

あ、いけね。僕も同じような感じでみられているのかな。

そうそうにタバコを終えて、試験会場にもどる。

1級は、人数に余裕があるのか、教室の半分くらいしか使わない。

2級までの試験との違いはというと、1級は筆記が入るとのこと。さて試験問題が配られて回答用紙が配られると、筆記試験の問題数が始めてわかる。マークシートは、52問までしかない。回答用紙の裏面をみてみると、8問分の回答がかけるようになっていた。特に100文字まで書ける枡が書いてあるのが2問あった。

みゅうは、腕時計が壊れてしまっていて常時していない。いつもは携帯電話の時計のみを見ているから腕時計は修理しなくてもと、そのままにしていたのでした。学校なので、教室内に時計があるかと思っていたのですが、どこにも見当たらない。試験会場は携帯電話は外に出してはいけないので、これでは時間配分がわからないかな。

たぶん試験官が時間をいうのは、終わりの5分前くらいのみ。これではいざというときは困る。試験官に、「10分毎に、時間を言ってください!」と言おうかとおもいましたが、シャイなので、とてもそんなことをいえる不囲気ではない会場。筆記部分からやっていこうと心に決める。

試験官の「はじめ!」の声が響く。

52問を探して記入するが、最初の答えは成瀬巳喜男だ。いきなり、最後の文字が”男”か、”夫”で迷う。ごつごつしていた印象があったので、”男”にする。

また、パン・フォーカスの説明で、あわてていたのか、オーソン・ウェルズがどうしてもでてこない。なぜか、ハリーと思って頭が切り替わらない。あとにまわそうと思っているが、最後の方に思い出し、とってつけたような文になってしまいました。

その他のマークシートの問題は、意外にも「公式問題集VOL2」からほとんどがでていたので、びっくり。まともにこの問題集をやっていたら、みんな合格ではないかな。

とはいえ、その他の部分はわからない難問がいくつかあった。特に最後の方のドイツ映画の表現主義についてのところなど。

気にしていた、時間も少し余った程度でした。ふ~。

終わって周りをみてみると、おじさんばっかり。(人のことは言えないが。)女性の姿が今回同じ教室では見れませんでした。

まあ、12月20日発売のキネ旬には、回答が載るとのことであるのでそのときには、合格、不合格はわかると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »