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2007年2月20日 (火)

居場所

居場所

あなたの居場所は此処。私の居場所ではない。

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2007年2月19日 (月)

緑

柔らかい緑の日差しが僕の頬を撫でる。

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池

誰も此処が池だったなんて知っている人はもういない。昔誰かが溺れて沈んだままで、そんな記憶すら埋めつくしてしまっているんだろう。

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2007年2月13日 (火)

夢の話1 いつか見た夢「T-PXの女(ひと)」

「夢の話」シリーズを書くことにしました。

「夢の話」とは、そのものでみゅうが見た夢をそのまま書いてしまうという夢日記みたいなものです。

みゅうは、時々夢をみます。

現実だか、夢だか、夢の中でわからないときもあります。夢の中で、ああこれは夢なんだな~と気付いていながらみていることもあります。

そんなみゅうの夢の日記です。ただのみゅうの夢の話なのです。

この間の引越しのときに、昔書いていた日記なるものが出てきました。あまりにもくだらない夢だったせいもあり、その日記に記録していたのです。なぜそんな夢をみたのかは、全く知る由もないし、夢判断に精神分析をゆだねようとも、あまりに複雑すぎてわかりません。また、話を作ってもいません。ちなみにこの夢を見て起きたときは、なぜか、ボー前として、なにが起こったのかわからない状態でした。そしてなぜこんな夢をみたのかが、不思議でたまらなく、記録したのでした。

では、第一回「T-PXの女(ひと)」をお楽しみください。

(ちょっと長いです。このために、一ヶ月更新ができませんでした。すみません^^;>)

夢の話 1 「T-PXの女(人)」

僕の知人で知っているような、あまり仲がよくないような、でも時々話す女性の先輩から、意外な申し出があった。

「あなたに女性を紹介するわ」

僕は思わず、

「いえいえ、いいですよ。」と手を振りながら言うと「だからダメなのよ。会ってもないのに断ったらだめでしょ。」と言われた。

僕はそんなものかな、と思って素直に「わかりました。でもどん人ですか?」と聞くと、彼女は「そうそう、その人は「T-PXの女」と呼ばれているのよ。」といった。

「T-PX??って何のことですか?」と首をかしげながら彼女に聞いた。

「T-PXっていうのは、伊豆の方からくる列車の名前のことで、この列車に毎日乗ってきて東京の会社に通っていたからよ。すごく時間が掛かるんだから。」

「へぇ、そうなんですか」ぼくは、毎日そんなにして通っていたとしたら、それは真面目な女の人なんだろうなと思っていた。

「今もまだ、T-PXに乗って通ってくるんですか?」と聞いたら、「いえいえ、彼女はもう会社を辞めて、家業の旅館業に精をだしているの。」

僕はそこまで聞くと、なにか嫌な感じがして、おもわずなにかを言おうとしたけれど、彼女は全てをわかったような口調で僕より先に言い出した。

「そうよ、会うためには、T-PXにこちらが乗っていかなければならないのよ。」

僕は大変なことになったと思った。T-PXに乗って伊豆の方までいったら、帰ってこれなくなる。泊でいかないといけないのでは、と瞬時に頭の中をよぎったからだ。

「そんな遠いところまで、行けないですよ。」というと、「あなたのことでしょ。自分で決めなさい。」となぜか、強引な言われ方をした。

自分で決めなさいといわれると、なぜか負けず嫌いの部分が頭を出てくる。

「じゃあ、行ってみます。」と言ってしまった。

彼女は、「では、T-PXの女に連絡を取っておくわね」とすがすがしく言った。

僕は、それから「T-PXの列車」に乗り込んだ。窓から見る海の青さ、そして水平線がすごく綺麗。これは太平洋だなっと心の中で思った。

目的地まで着くまでにすごく時間が掛かった。とても疲れて、とんだところまで来てしまったなと。

なぜなら日はもう翳ってきているからだ。

「T-PXの女(ひと)」がいる旅館は、なんだか知っているような気がしたのですぐにわかった。その旅館は三階建ての古いでも鉄筋コンクリートのそれほど大きくない建物だった。

「すみませーん」と玄関で声を出すと、仲居さんではなく、お手伝いさんのような人が出てきた。「私は●●ですが・・・今日はここに予約にしてきたわけではなくて・・・泊まりに来たわけではなくて・・」

僕は、先輩からT-PXの女としか聞いていなかったので、名前、苗字は聞いていなかったことを思い出した。なんていえばいいのか困ったのである。(それでも旅館は知っているのような気がした。)

そのお手伝い風の仲居さんは、事をわかったようで「ああ~お嬢さんですね。」というと、「どうぞこちらに」と僕を玄関から上がらせると、廊下の奥にある暖簾をくぐり部屋に案内された。

旅館の奥は、普通の家の居間で、木の柱もあれば、襖もあり、箪笥もあれば、テレビもある。

その小さな部屋で、しばらくお待ちくださいといわれ、「お嬢さ~ん」と言う声とともに、お手伝いさん風仲居さんは部屋からでていった。

そのままその部屋で立っていると、まるで隣の部屋で待っていたかのようにお嬢さんと呼ばれるT-PXの女が現れた。

T-PXの女はあまり、背はあまり高くなく、髪は肩まで、すこしぽっちゃりとして目が細い人だった。なるほどこれが、T-PXの女か。でも毎日T-PXを乗って東京の会社に通っていたほど強い体力はなさそうだな。いやいやそれでも芯の強そうな所がありそうだ。

ただ、その目は下を向いているだけで、こちらの目とあわそうとしない。

おもむろにT-PXの女は別の方向を見て「こんにちわ」と言った。僕は「はじめまして」と言い返した。

こちらにどうぞ、T-PXの女がいう。僕はなんか旅館の部屋に案内される客の気分になってしまった。

案内しているときにT-PXの女は「今日は実は私が学生時代に所属していた倶楽部の合宿がこの旅館でやっていて、ちょっといそがしいんで」と相変わらず目を下にしてこちらを見ずに話をしている。

僕はちょっと嫌な気分になった。すこし失礼ではないか?だったら僕が来ることを今日はやめてほしいと、先輩に言ってくれればよかったのに。と思っていたからである。

でも沈黙がつづきながら歩いていたので、僕は何か会話をしなきゃと思い、「そうですか?なんの倶楽部ですか?」とT-PXの女に覗き込むように聞いた。

「囲碁将棋部です。」とそっけなく言った。

「囲碁将棋部?!」と思わず僕は叫んでしまった。叫んでしまった後、向こうの失礼なことなんか忘れてしまい、なんかこちらがすこし失礼な事をしてしまった気がした。

「まあ、合宿しているんじゃ大変ですね。」と僕はとりつくろうように言った。

「なので2階は全部今日は埋まっています。3階を案内します。」と相変わらずこちらを水に余計そっけない声になっていた。

僕はなんか悪いことを言ってしまったような気分で、T-PXの女の気分を害してしまったと思い、相変わらず愛想のないT-PXを見ずに、そのまま顔を下向きにして後についっていった。

3階は狭かった。ここは単なる布団部屋かと思うほどで、3畳くらいのスペースしかなく、暗かった。

先に部屋に入ったT-PXの女が慣れた手つきで窓を開けると、窓はベランダがあるほど意外に大きく、そして外はまだ明るく、その日差しが部屋の中に入ってきた。

窓の外の景色は、遠くに青い海が見える。海の手前にはコンクリートの堤防があり、そこから窓先までなにもない荒地だ。

「ずいぶん海が遠いのですね。」と僕は言った。言った後に、またイヤミと誤解されてはいないだろうかと後悔をした。なぜか、「この前になにか建ったら、海がみえなくなるだろう。」ということを心に思っていたからだ。

T-PXの女は「ここは鳥が飛んでくるのだから、建物は建てられることはありません。」とこちらの心を見透かすように、それでいて愛想のない言い方だった。

僕は鳥ってなんだろう?とっさに頭の中で思った。その頭の中にでてきたのが鶴だった。僕はそのことを言おうとしたのだが、でも尋ねる前にT-PXの女は、「合宿がありますので」とそそくさと目もあわせず、お辞儀もせずにいなくなってしまった。

窓の外をみていたが、鳥は一羽も飛んでおらず、また荒地のどこかに羽根を休めている鳥も一羽もみつけることができなかった。

次の日(なぜか次の日という展開、所詮、夢の中だから話が飛ぶのですよ!!)の朝、早く目が覚めて、窓から相変わらずの荒地と、その先の海を見ていたら、突然、襖を開けてT-PXの女が入ってきた。

「これから、合宿のメンバーで海まで走るのですが、一緒にいかがですか?」といわれた。

囲碁将棋部なのに走るのか?と頭をよぎったけれど、僕は初めて目を見られてしゃべられたので、そのまま勢いで「はい、いきましょう。」と言ってしまった。

旅館の外にでると、すでに囲碁将棋部のメンバーは、男女あわせて1ダース程人数がいて、走る前の準備体操をしていた。

僕が準備体操をして、走る準備をすませると、T-PXの女は大きな声で「さあ、みんないくわよ!」というと、囲碁将棋部の面々は「お~!」と言って2列で走り出した。

僕は、一番後ろを走っていた。隣はT-PXの女だ。

ゆっくりした走りはとても気持ちがいい。走りながら「最近では、囲碁将棋も体力は大切なんですかね。」と隣のT-PXに聞いた。T-PXの女は「そうですね。大切なんですよ。」とうなずきながら、こちらを見て答えた。走りながらそんなものかと僕は思っていた。

海風がとても気持ちいい。荒地の隣をゆっくり走っている。

走りながら隣のT-PXの女は「あっ!」指を差しながら言った。指の先の遥か向こうには、大きな翼をした鳥が海に向かって飛んでいた。それをみて僕も「あっ!」と叫んでいた。

僕はこれが昨日言っていた鳥なんだと思い、鶴かどうかを確かめたかったけれど、陽に向かって影となっているので、鳥ということしか分からない。

「めったに見ることはできないんですよ。」とT-PXの女は隣で言った。

「そうなんですか。」と僕がいうと、「そうなんです。」といった。

そのとき僕は、T-PXの女と目が逢った。そしてT-PXは初めて笑ってくれた。僕もつられて自然と笑顔になった。

一行は海の堤防の所に到着した。堤防は2メートルくらいの高さで、45度くらいの傾斜がついている壁だ。誰かが「到着!休み!」というと、ゆっくり走っていた一団が歩くようになり、そして堤防の前で止まった。

囲碁将棋部の人たちと休んでいると、T-PXの女は一人でのっさのっさと、堤防に登っていった。

堤防の上までいくと、僕の方を見て「とてもきれいよ。上がって見てみたら?」といった。

僕は堤防から少し離れて、助走をつける感じで傾斜の部分を勢いをつけて上がってみた。すると目の前に海が広がった。

「とてもきれいですね。」とぼくは言った。

堤防の下には、テトラポットがいくつも組み合わされて、波を受けていた。

「風が気持ちいいでしょ。」とT-PXの女は言うのと同時に僕も、「とても風が気持ちいい。」といった。

同じ事を一緒に言ったということだろうか。僕とT-PXの女は一緒に笑ってしまった。なんか一体感を感じていて、そのまま風を受けながら二人で海の上を飛んでいる鳥を見ていた。

しばらくたつと一団は、再び走り始めた。先ほど走ってきた道ではない。登り道を走っていた。

「どこかにいくのですか?」と僕は隣を走っているT-PXの女に聞いた。

「ええ、今度は丘の上に。」

なるほど、あたりを見回すと道はなくなり、その変わりにあたりは芝生になっていた。そのまま一行は芝生の坂をどんどん上っていった。

町の人々だろうか。芝生の上に思い思いに布を広げて、寝そべっている人、座っている人たちがいる。のんびりしている。

「休憩!」と前の方で号令が掛かった。一団は丘の上の坂道で止まった。

後ろをみてみると、だいぶ上に上がっている。海が下に見えている。緑の丘の間から見える青い海。白い水平線。そして青い空。

僕等はリラックスしていた。

そのときだった。どこかで声がした。

「さあ、さあ、みんな帰って、帰って。」

誰だろう?僕はあたりを見回した。

ジャンパーを着ているいかつい兄ちゃんが、大きな声を出しているようだ。

休んでいる人たちに威圧をかけて、追い払おうとしている。もの凄くいかつい顔をして皆を追い払っている。

なんで追い払っているのだろう。僕は他人事のように見ていたが、だんだん彼が近づいてくるのを見て、それが他人事で無いことを自覚していった。

ついに我らが囲碁将棋部の所にジャンパーを着た男が着た。

「さあ、帰った、帰った。」と厳つい顔をしながら言った。

腰を降ろしていた囲碁将棋部の連中も、仕方なく立ち上がった。

僕も両手でお尻についた土を振り払いながら立ち上がった。

「ほら、のろのろするな!!。」厳つい男は僕を見て言っていた。

突然、僕の後ろで大きな男の人の声がした。

「君は一体なんの権利があって、みんなを追い払っているんだ。ここは、みんなの広場だぞ。」

その男は、何故か背広を着ていて、年の頃は40歳くらいで頭は、7:3分けの中肉中背のごく普通にいる男だった。僕の後ろにいたのか、いつのまにか僕の横隣まで歩いてきた。

「おうおう、なんだなんだ。上等じゃねえかよ。」

「上等もなにもない、ここはみんなの場所だ。君みたいな人に言われて、この場所を離れる訳には行かない。僕等は自分達がいたい時まで、ここの場所にいる。」

彼は僕の隣で叫んでいて、彼と一緒と思われているようだった。その証拠に厳つい男は、背広の男と僕を交互にガンを飛ばしていた。

「おう、いい根性しているじゃないか。兄ちゃん達よ。」やっぱり一緒にさせられている。

「わいが、どこのもんか分かって言ってんやろな。」

「ああ、でもみんなに嫌がらせをするはやめていただきたい。」背広の男はゆっくり強く言った。

巻き込まれた!と思ったが、もう遅い。もうこうなったら背広の男の仲間を振舞うしかない。僕も厳つい男をにらんだ。厳つい男は一歩下がった。

「なんや、二人で卑怯だぞ。こちらは一人だ。ちょっと待っていろよ。仲間をこっちも連れてくるからな。待ってろよ。」

「ああ、待っているとも。僕等は逃げずにここにいるぞ!」背広男は脅すように厳つい男に言った。

厳つい男はあっけなく、走っていなくなった。

でももう、芝生の丘には背広男と僕と、P-TXを含めた囲碁将棋部しか残っていなかった。空はいつの間にか灰色の雲が掛かっていた。

P-TXの女は心配そうに僕らを見ていた。

「さあ、みんなも今のうちに逃げてください。」背広男は皆に大きな声で言った。

「後のことは、僕ら二人でなんとかします。大丈夫ですよ、僕らは大人です。」

囲碁将棋部の面々は、怖がっており中には青い顔をしている者もいた。僕は何がなんだか分からないけれど、面々に「早く旅館に戻って」と言っていた。

囲碁将棋部の面々と、P-TXの女は丘を降りて行った。P-TXの女は最後までこちらを振り返り心配そうな顔をしていた。

やがて面々も見えなくなっていった。

丘の上には、僕と背広の男の二人しか残っていなかった。

「さて、僕もそろそろ引き上げるかな。君も引き上げた方がいいよ。」と平然と背広の男が言った。

「さっき待っているといったんじゃないですか?」

背広男は笑いながら言った。「何言っているんだね。彼らはここの地元では凄く力を持っているんだよ。こんなところで待っていたら、何されるか分かったモンじゃない。しかも仕返しするまで、どこまでも追ってくるからね。」

ふいに僕の方にに顔を向けて

「なら、君はここにいたまえ。なぜなら、彼らは必ず仕返しをする。ここで君がいてくれて独りで仕返しを受けてくれれば、彼らはそれで満足して、ここに居た人たちに危害を加えることはないだろう。でも君が僕と一緒に逃げてしまったら、彼らはここに居た人たちを探し出して、一人一人に嫌がらせをするだろう。」

そして、背広の男はネクタイを直しながら「そのほうが僕も嫌がらせを受けずにすむしね。」と僕を見ながら笑っていた。

僕の方に一回も振り返ることは無く、背広の男は、そそくさと丘を降りて去っていった。

僕は一人になって丘の上に立っていた。空の雲は灰色に立ちこめて、今にも雨が降ってくるような冷たい風が僕の頬をかすめた。

ぼくは、ここに居るのだろうか。降りてしまった方がいいのだろうか。

降りた方がいい。と思ったそのとき、僕はP-TXの女を思い出していた。

そう思うと何故と僕の足が吸いたように、動くことができなった。

僕は上を向いて灰色の空を見てみた。雲は重く、静かに動いていた。ふと何かの影が見えた。

鳥だった。

鳥は、鶴ではなかった。でも大きな鳥だった。

空をゆっくり羽ばたいて、海に向かって飛んでいった。

ああ、そういえばなんていう鳥かP-TXの女に聞くのを忘れていた。

そう思い出すと同時に僕は何故か、P-TXの女が来てくれるような気がした。

灰色になった海を見つめながら、厳つい男が連れてくる人々を待っているのではなく、僕はP-TXの女を待っているような気がした。

どこかで鐘がなる。重く垂れ込んでいる雲に響いていた。

鐘の音はどんどん大きくなる。さらに大きくなる。

ここで僕は目が覚めた。

以上 夢の話しでした。

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