« 映画 映画館 バルト9 ある意味日本一の映画館があった場所。 | トップページ | 書 »

2007年3月 4日 (日)

映画 演劇 ゲキ×シネ 「骸骨城の七人 アカドクロ・アオドクロ」

映画館で、芝居が見れる!!!

これは、何人の人が見に行くでしょうか?という疑問がすごくあった。

芝居が大好きな人は、「それは邪道だ!」という人もいるかも知れない。

または、「見たかったけれど、チケットがとれないから、映画館でみるのはいいかも」って人もいるかもしれない。

どちらが多いのだろうか。商売になるのだろうか。権利問題はどうなるのだろうか?

DVDが出ているので、家でみればいいではないか。なにも見れなかった芝居を映画館まで行くことはないし。と思う人もいるだろう。

でもいやしかし、百聞は一見にしかず、見てきました。

新宿バルト9で「骸骨城の七人 アカドクロ」を見たのです。

しかも当日直接券が残っていると思ったのですが、チケット売り場に行くと、とっくに完売満席で当日券はないとのこと。期間延長している明日の分はあるとの事でした。そこまで言われると引き下がれないので、次の日を買ってその日は帰ってしまい、次の日に見たのです。次の日にいくのはなんとなくテンションが下がっていたのですが、チケットも買ったことだし、まあ行くかという具合で、新宿バルト9の劇場に入ると、この回もおそらく満席でした。(つまり昨日買っていて正解)

結果は、僕個人としては、大満足でした。

まあ、元々見てみたい芝居だったということもあるけれど。

ただの劇場中継を映画館に焼き直しというのではないとのこと。

カメラの数がすごい。自分の感覚からすると1階の客席に5台(うち2台くらいはクレーン使、2階の客席に5台くらい???)

見たいところのアップがあり、芝居の場でもよく客席からはよく見えなかった部分まで見れている。すべてがハイビジョンデジタルで撮影されているようで、テレビを写すような画素の乱れは、全く見受けられない。そればかりか、役者の汗まで、涙まで光って見える。見える。

いちばんすごいのが音。大音響。もともとこの芝居は、音楽がかなり重要な部分でもあるので、当然といえば当然。

上映(上演?)していたのは、いのうえひでのり作の「骸骨城の七人 アカドクロ」だ。もちろん劇団新感線で必ず入るということが認められているから作ったということもあるでしょう。もともと、芝居の製作段階から、映画館で上映することを見越して準備していたというから、すごい。

でもコストが高いでしょうね。だいぶ金が掛かっていることが見てわかります。

たしか、一番最初は2年位前に丸の内東映で上映していました。そのときは2週間の興行で、2500円。前売り2000円。一日2回の興行で、400席あったので、一日あたり2300円×400席×2回×14日=25,760,000円。たしか全国で5箇所くらいでやっていたので、興行収入は約1億円。

これは、劇場分への配分、配給会社への配分を考えると、製作への手元には2000万円くらいしかないかも。

これでは製作費をまかなえるか?製作者は、これに加えて権利を持っていれば固定資産税も払わなければならなくなる。詳細を製作者に聞いてみたいな。

戦略的には、DVDも上質なものを作ってそれを売る。というのが基本かもしれません。

しかし新しい時代ですね。挑戦したいのうえひでのりと、e!oshibaiのスタッフの人たちには敬意を表します。また、配給したティー・ジョイも新たなことに挑戦する勇気に拍手です。

専用線等を通じて、また次世代の新しい網を利用して、劇場の様子をライブ配信するといった形での興行ができるといいなと思う。きっと帯域容量の大きい専用線と、劇場での生スイッチング技術が必要になりますが。(もともと生中継の技術を使えばできますよね。野球やサッカーもやっていますからね。)

まあ、まわりのことはこの辺にしておいて、「骸骨城の七人 アカドクロ」は面白かった。

古田新太の主人公と、その他の七人が関東髑髏党という、鎧を着た軍団と戦いまくるといった、壮大な物語。

圧巻は古田新太の100人斬り。すごいすごい。刀を研いでは、交換して、斬る。また交換して研いでは斬る。見事でした。

衣装が派手になって、配役が変わったアオドクロも勢いで見てしまった。こちらは市川染五郎と鈴木杏が出ていました。みょうな男の色気が染五郎にはあってよかったし、やはり百人斬りもすごいし立ち回りも古田新太よりはうまいような気がしたが、おどけた感じはやはり古田新太の方がいい。全体的に派手になりすぎて、アカドクロのようなしまりがなくなってしまったかな。

でも両方、ゲキ×シネで見れたことは、大満足でした。

|

« 映画 映画館 バルト9 ある意味日本一の映画館があった場所。 | トップページ | 書 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/92557/5572388

この記事へのトラックバック一覧です: 映画 演劇 ゲキ×シネ 「骸骨城の七人 アカドクロ・アオドクロ」:

« 映画 映画館 バルト9 ある意味日本一の映画館があった場所。 | トップページ | 書 »