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2007年4月 3日 (火)

テレビドラマ 「ハゲタカ」

オンエアではみていませんでしたが、ビデオに録画してあったのを一気に見ました。

まさに社会派サスペンス。すごく面白かったですね。

基本的に撮影は、オールロケーション。最近NHKのドラマでは多いですね。結構オールロケーションの作品に名作が多いですね。古くは佐々木昭一郎、三枝健起、高橋康雄、笠森友愛、木村淳、などなどの名作には結構オールロケーションが多い。(もちろん時代劇などの清水一彦演出のスタジオドラマも味がありますが。)

このオールロケーションですごくリアリティが増幅されて、迫力がありました。

私は原作を読んでいないのですが、誰にでもわかりやすく作られていたように思え、そこからお金社会の矛盾がうまく描かれていたように思います。

ファースト・シーンは特に衝撃的で、プールの水の中にばらまいてある一万円札を、あそんでいる子供たちが見つける。子供たちは虫取り網で一万円札をすくい取る。または手でつかみ取る。そのプールの中には一万円札と一緒にうつぶせになって浮いている大人がいる。こどもたちは、けがをして浮いている大人なんか気にしないで、お金をすくい取る。そして、おもちゃ屋にいき、ゲーム、プラモデル、人形など買いあさる。プールには怪我をしている大人がまだ浮いている。

すごいファーストシーンだ。みごとにこれから起こることを象徴としている。

バブルで落ち込んだ日本を買いまくるという、鷲津。銀行でエリート勤めながら日本を立て直そうとする芝野。二人の壮絶な金融での戦いが見もの。派手なドンパチなしで見事な緊迫感があった。特に脇の松田龍平はすごい。一種異様な雰囲気を漂わせ、目で見事な演技をする。

もう一人は栗山千明。これも高校生役のときは、いままでとなんら変わりないのだが、髪型が変わって、化粧がかわると、まったく別人に見えた。逆にこの美人はだれだ?と思ってしまったほどのきれいなお姉さんになっていました。

鷲津役の大森南朋は最近すごい。最初に僕が見たのは、三池監督の「殺し屋1(イチ)」の主役ですごいやつが出てきたと思ったけれど、その後テレビドラマ、映画で大活躍。なにしろその素朴なたたずまいから、悪役、普通の人、エリートと何でもこなせる役者になっていた。

お金にはあまり縁がないみゅうでありますが、このドラマはお気に入りです。

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