« テレビドラマ 「ハゲタカ」 | トップページ | 傑作なのに知られていたない映画4 「紀子の食卓」  »

2007年4月 9日 (月)

映画 「明日の記憶」

DVDで見ました。

監督は堤幸彦。テレビのディレクターの仕事の方が多くなったかな。最近いくつか映画も撮っていますね。

ほとんど渡辺謙がプロデュースしているので、いつものテレビで見るような奇をあてらうこともなく、オーソドックスに作っていますね。堤幸彦と渡辺謙のつながりってなんだろう。思って自分で思い出していたのですが、「池袋ウエストゲートパーク」のときからなのかな。(別かもしれないけれど。)

しかし、この映画は切なかった。次第に記憶がなくなっていく渡辺謙。できる広告代理店の営業部長で仕事をしているうちに、次第にもの忘れがひどくなっていく。最初は親しい仲間を忘れていき、取引先の約束を忘れていき、病院に行ってテストをうけると、若年性のアルツハイマー病との診断。

次第にわすれていく物事。取引先との打ち合わせに出かけると、いつも見ている街が、全く知らない街に変わる。自分の会社に電話をかけて自分は今どこにいるのか?どうやって取引先についたらいいのか?部下に聞く。このシーンはすごくこわかった。

娘の結婚式にしても、書いた紙をトイレに忘れ最後のスピーチもぎりぎりに思いだけでこなす。いや、思いだけだからすごく感情が高まり、涙してしまう。

それからは、家にずっといるが今度は次第に不安ばかりが募っていく。家じゅうメモばかり。しかし彼を支えているのが、妻の樋口可南子。久々に見たけれどいい演技をする。渡辺謙の演技はリアリティがあるが、妻の彼女は普通に彼を見守り、助けていくことをさりげなく演じている。

もっとも怖いのは、樋口可南子が遅く帰ってきて、待っていた渡辺謙が子供のようになくところ。そごく恐ろしい。

身内にアルツハイマーの人がいたことがあるので、途中からみているのが本当につらくなった。人のことがわからなくなるっていうけれど、僕のことを本当に忘れてしまうのだから。

でも、誰にでもありうる話である。そのときにどう受け止めるかだ。

映画の中の彼には、妻がいた。改めて夫婦の愛を問うてもいる。

一番こわかったのは、最初に病院に行ったときにテストをしていたシーン。さくら、電車、うさぎ、と3っつを言ってくださいといわれて、しばらく計算式などをテストされ、では、さっき言った3っつの言葉を言ってください。といわれて渡辺謙は言葉に詰まる。

実は、みゅうもこの映画をみていたときに、思いだせなかったのだ。

これが一番怖い。

|

« テレビドラマ 「ハゲタカ」 | トップページ | 傑作なのに知られていたない映画4 「紀子の食卓」  »

コメント

明日の記憶でヒットしました。
渡辺謙の演技にやられました(^▽^;)
心配になって病院でのテストを自分でもやってみたりしましたww

投稿: ここ | 2007年4月12日 (木) 20時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/92557/6023609

この記事へのトラックバック一覧です: 映画 「明日の記憶」:

» 明日の記憶 [毎日楽しいやん]
久々映画で泣いたーlt;(T◇T)gt;うぉぉぉぉぉ!!! nbsp; nbsp; 明日の記憶 nbsp; nbsp; 若年性アルツハイマー病に冒された主人公と それを献身的に支える妻の物語。 nbsp; 「私の頭の中の消しゴム」も以前観たけど、 こっちの方..... [続きを読む]

受信: 2007年4月12日 (木) 20時02分

« テレビドラマ 「ハゲタカ」 | トップページ | 傑作なのに知られていたない映画4 「紀子の食卓」  »