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2008年4月21日 (月)

「転々」 ちいさなロードムービー

早稲田松竹で見ました。

これは、あまり期待もなにもしていなかったのですが、大変おもしろかったですね。

もともとみゅうは、散歩大好き人間で、よく歩き回ります。

老後、夫婦でただ、歩いていたい。。。

という福原(三浦友和)の気持ちもすごくわかります。

吉祥寺から警視庁まで歩く。井の頭公園、調布の飛行場、阿佐ヶ谷、

もともと文哉がいた家にいくと、そこはまっさらの更地。「思い出はコイン駐車場に変わってしまうのだよ」と呟く福原。本当にそう。

みゅうの生まれ育った場所も、いまでは全く別の街。というかひとつひとつ皮を剥がすように、一軒一軒無くなったとおもったら、別の街がいきなり表れてくる。

渋谷、新宿、なぜか東の方に行って隅田川を渡る。浅草まで行って最後は桜田門の警視庁。どこも皆見たことがある風景。

その中に、親子のような情、仮面家族のような、けれども本物の親子よりも絆が強くなる。

文哉(オダギリジョー)がジェットコースターに乗った事が無くて、の言葉にみんなで乗ったのが花やしきのジェットコースター。なんかやることは、世の中を変えるような大きな事は起こらないのだけれど、揺らすココロはとても大きい。

この映画、小道具というか、小ネタというか、多くてでも自然でいい。一番気にいったのは、『「岸辺一徳」に街で会うと幸せになる。』といって、本人が眼鏡屋の店先で、眼鏡を洗っている等淡々と出てくるところも凄く好きです。

三木聡監督は全く知らなかったのですが、「時効警察」を作った人なのですね。

三浦友和も、オダギリジョーも良かったです。役を楽しんでいるようにも思えました。

また、この映画にも吉高由里子が出演しているのですね。「紀子の食卓」に出ていた人ですが、なかなかいい映画にでているのだな。なんておもっていたら、この人蜷川監督の「蛇にピアス」で主演を演じるのですね。頑張ってください!

次回作が凄く気になります。

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