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2010年10月23日 (土)

第23回 東京国際映画祭 コンペティション フラミンゴ No13

まあ、こじんまりとなったものだ。

この不況ではしかたないか。

結局渋谷の街では、もう映画祭はやらないのですね。

もう何年か前からやっていないと思うけど、すこし寂しい。映画祭というと渋谷の街に、オーチャードホールに、シアターコクーンに行くことをまず考える。

今回もチケットをとってから、渋谷に何時だよな?とまず考えてしまう。

ということで、今日見れたのは「フラミンゴ、NO13」の一本だけ。

これはなかなかよかった。イランの山奥(しかし海もある)にある小さな流刑地のような村。そこにフラミンゴを密漁する男と、夫に死なれた女の恋、そしてその女を好きな男の嫉妬の参画関係が描かれるが、これがきれいな風景の中で粋な台詞が詩のように飛び出してくる。

話としては、ありがちでしたが、とてもいい映画でした。ところでフラミンゴは、一回も画面に出てこなかったけれど、イランにフラミンゴなんているのかな?これ自体、本来あるものでない象徴的な比喩なのでしょうか?

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Q10 第1、2話 木皿 泉という作家

Q10 をみました。

AKB48の前田が出演していることから話題になっているドラマですが、たまたま特に何の気なしに先週から見始めたのですが、脚本が木皿 泉なのですね!!!おもわず半年以上も書いていないブログを書いてしまいました。

これは、あぶなく見逃すところでした。確かセクシーボイス&ロボ以来の脚本作品ですね。

木皿 泉は小林聡美主演のドラマで、個性的なキャラクターを少し日常的に、少し楽しく、少しファンタジックに、そしてすこし切なく描いた「すいか」の脚本家ですね。この作品で向田邦子脚本賞、ギャラクシー賞を受賞。つまり脚本家の大御所になったわけです。しかしその後といえば、2年くらい後に「野ブタをプロデュース。」(これも傑作!)の脚本を担当し、さらに2年後に「セクシーボイスアンドロボ」を書いております。

あれから3年くらいたっていたのですが、不意を打たれました。

それにしても、この作家は寡作ですね。しかも結構謎です。そもそも夫婦で書いているようで、奥さんは妻鹿年季子という作家名で書いていまして、「やっぱり猫が好き」などを書いていましたが、そのうち木皿 泉で統一されております。

なんか、あまり写真なんかもないので、僕なんかは、だれか有名な別な脚本家が別名で書いているのではなんて思ってしまいます。もしくは有名な作家とか、俳優とか。

そんなことを思っていたのですが、ちがいますよね。なぜなら、やはり新作「Q10」を見ても、「すいか」を見ても、「野ぶたをプロデュース」を見てもやはり、他にはない、木皿 泉節が炸裂している。このレベルはもう作家のレベルだと思っております。

さりげない日常の中の、さりげない痛みをもつ心をやんわりと、しかしダーツの的の真ん中を針を刺すようにテーマ性をとらえて、見事に見ている人の心をとらえる力を持っている。

人魚姫といわれて、好きな男の前で、海に飛び込み、私は人魚だから、一緒の世界には入れない。という場面なんかは心を打つ。

なにしろ、これからは土曜日が楽しみである。

Q10役の前田敦子は、「あしたの私のつくりかた」で、すでに準主役をやっていたので、演技も問題ないと思うが、ロボット役はやはりむずかしいよね。そういえば「空気人形」でペ、ドゥナが、ダッチワイフ役を自然にやっていた。やはりあのしゃべり方はすこし無理があるかもしれない。たぶん回をを追うごとに楽しくなるでしょう。

なにしろ、これからはしばらく土曜日が楽しみである。

ps。ロケ地について少々

以前住んでいた、赤羽の町の商店街が出てきている。すごく懐かしい。おそらくあそこの街を選んだのは、すごく人間っぽい街並みをえらんだのだろう。

強いていうと、最後にでてきた荒川の土手は、なんと私の今住んでいるところの目の前だ!!!

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